みなさんこんにちは!今日はまた原付のお話です。
先日購入したTODAY(AF61 ホンダ 50cc スクーター)ですが
ハイスピードプーリーキットを導入したりしましたが
今回は思い切って排気量をあげる!すなわち
ボアアップ!
したお話をしていこうと思います♪
ボアアップKITとその周辺アイテムを購入する
さてまずボアアップキットです。
今はもうAF61用となると選択肢が全然ありません。
typhonだとかhunterだとかありますけど、中身は同じで別ブランドなだけみたいです。
today トゥデイ typhon ボアアップキット 76.0cc | ||||
|
そしてご注意いただきたいのが排気量
同じ物のハズが71.8ccと76ccの2種類の記載が存在したります
が!
安心してください、どちらも71.8ccです(ニッコリ
実際私はAmazonで76cc表記を書いましたが、届いたのは71.8ccでした。
あとはキャブも純正のメインジェット#72では不足だろうということで、#75を含むセットを購入します。
キタコ 450-3080750 MJ K ネジ・ダイ #75 | ||||
|
で、72ccにしただけで標準のセルじゃ頼りないとかキックが踏み抜けなくなるとからしいので、セルモーターもスペイシー100用の物を流用します。
ホンダ リード110JF19 /DIO110 JF31 /スペイシー100 JF13 純正互換用 スターティング(セル)モーター TOKUTOYO(トクトヨ) | ||||
|
後でお話しますが長さが違うだけなのでちゃんとポン付けできます。
あとあった方が絶対にいいのはエンジンコンディショナーとメンテルーブ
ワコーズ / エンジンコンディショナー 380ml / *EC* / 燃料室洗浄剤 / WAKO’S / A113 | ||||
|
ワコーズ / エンジンコンディショナー 380ml / *EC* / 燃料室洗浄剤 / WAKO’S / A113 | ||||
|
ただ今回に関してはメンテルーブはエンジンオイルでもいいですけどね!
では早速作業していきます!
カウルを外してキャブから手を入れる
カウルを外すのが正直一番面倒臭かったです😂
いかんせん古い車体だし、過去にどんな手の入れ方をされたかも解らない車体を買ったので、使ってるネジの種類もバラバラだったしサイズも統一されてなくて大変でした笑
あとステップボードも外してやらないといけません。
ベルト周りが外されているのはウェイトローラー(WR)を5.5g×6→6.5g×6(純正と同じ)にしたからです。
流石にボアアップして5.5じゃ軽すぎるかなと
まずキャブ。
私みたいにブログを描かなくても、配管とか忘れると地獄なので記録用に写真撮っておいたほうが良いと思います。
ネジが結構硬いので、舐めないように注意!
プラハンでドライバーを引っ叩きながらいきましょう。
プラハンはダイソーで100円工具にあるやつで全然OK。
ショックドライバーあるとめちゃくちゃ楽です。
ジェットを緩める時はもっと慎重に!真鍮なので下手するとぬるんぬるん舐めます。
キャブはこれだけ。
ネジ4本外して蓋を開けたらメインジェットを交換する、で終わり。
エンジンヘッドを外していざボアアップ作業へ
こっからは守ること守ってあげればなんてことは無いです。
圧縮上死点だとか排気上死点とか間違えないように!とか色々言われてますが、心配になる事ないです。
参考動画はコチラ
動画のこの部分
ちょっと見難いですけど、くの事に切り欠きがあって、写真の様に左の角にT、右の角にFがきた所が圧縮上死点です。
あとはヘッドカバーを開けてみてみると、TODAYの場合だと地面側に数字の1、空側に数字の2、エンジンヘッドカバー側に刻印、という風に配置されていると思います。
圧縮上死点ってようするにいつも上下してるピストンが一番上に来る所、ということなので、難しく考えなくておk
んで、このギアみたいなのをカムスプロケというんですが、チェーンのコマと刻印の所に油性ペンで印をつけておくと後で合わせるときにとっても楽です。(写真では白い色に塗ってありますが)
で、サクサクバラしていく
ピストンはもうカーボンがごってりwww
写真撮るの忘れちゃいましたがバルブ側もごってり。
ここでエンジンコンディショナーです。
エンジンヘッドは純正そのまま流用なので、漬け置きしてあげましょう。
ピストンは外しちゃうからやらなくておk
新しいピストンと古いピストンの比較。
大きさが全然違いますねー!
で、ボアアップ1番の難所
ガスケット剥がしです😂
頻繁にこの作業をやるのなら剥離剤買ってもいいかも知れないですし、正直この一回の為に買っても後悔しないくらいの大変さではあります笑
ロックタイト ガスケットリムーバー ヘンケルジャパン ガスケットクリーナー Loctite GasketRemover 剥離剤 420ml 79040「取寄せ品」「陸送便」 | ||||
|
そしてセルモーターも交換します。
セルモーターはエアクリボックスの下にあるので、ボックスを外してやるとすぐに出てきます。
長さがちょっとだけ長くなるんですね!
しかしながらAF61のトゥデイはこのサイズでギリッギリです笑
さてさてここまで来たら折り返しです!
外した順番と逆の手順で戻していくだけ!
それぞれパーツを組み付ける際には先程のメンテルーブかエンジンオイルを塗布しながら組み付けて上げましょう。
カムスプロケとカムチェーンはマーカーを合わせて組んでやると絶対にずれません。
締め付けトルクは当然ですが、管理して均一に締めてあげてください。
上記で紹介した動画で細かくトルクの話があったと思うのでコチラでは端折ります。
テストランと慣らし運転
エンジンとカウルの組み付けを終えたのですが、何だかんだ色々やってたら一日終わっちゃいましたので、テストランは翌日に回します。
なのでバッテリーでも一晩充電しておきます笑
で、翌日、いざエンジン始動!
最初はガフガフ言ってますが、まもなく始動!!!
と思ったらプスん・・・・
もう一度セルを回して・・・
かかった!!しばらくアクセルを少しだけ開けてオイルを回します。
コンディショナーやらで燃焼しにくくなってたかも知れないですね笑
このまま走り出さず、オートチョークがオフになるまで暖気してみます。
まだちょっとエンジン音が大きいですが、まだ慣らしはこれからですからね。
安定してきたら走行しますが、高回転まではまだ回せないので30km/hで100kmほど慣らすことにします。
で、今現在慣らしも終わって400km程走行しましたが
結論から言って
とても良い!
です。
慣らし運転を終えてみての感想
WRは調整しても良いかも知れませんが、今のところメーター読み55km/hまではサクッと加速します。
60km/hまでもすぐにいきますが、55kmまでの勢いに比べると少し緩やかになります。
ちなみに60kmを超えてもしばらく加速し続けましたので、ハイスピードギアはお好みで、でいいかなと思います。
幹線道路の加速でも全く邪魔にならないです。なんなら全開すれば普通車の普通の加速より全然速いので、無茶な追い越し掛けてくる糞四輪とか全然居ません。
むしろ原チャリ小僧が「トゥデイwww」つって停止線超えて追い越したりしてきますが、信号変わってすぐポジション変わります🤣
坂道もしかり。今までWR5.5gでも少しずつ減速してしまうような上り坂を、6.5gで加速しながら登っていく事も余裕です。
まだ満タン給油は一回だけですが、燃費は少し悪くなりました。
38km/lから34km/l位
加速感確かめたくてアクセル開けまくったので悪化したかもしれません笑
最初気になってなエンジンの音が大きいなという部分は、慣らしが完了する頃には落ち着きました。今は全く気になりません。
そんな感じでしょうか?
ちょっと楽しすぎて記事が長くなってしまいましたが、免許的にokな方、自己責任でのナンバー変更は伴いますが、かなり快適ですので、あえてキャブのスクーターでボアアップして遊ぶ、というのも如何でしょうか笑
強くお勧めするものではありませんが、私自身はとても楽しいです😂
というわけで今回はこの辺で!
コメント