今回はカメラネタになります。
実はうちにはいくつかフィルムカメラがあって、どれも可愛いとか凄い写るとかあるんですけど
ここは一度全部手持ちを公開する場所が欲しいな、と思い、書いていこうと思います。
まずは先日横浜に行った時に使ったフィルム一眼レフのお話です。
Nikomat
フィルムカメラに興味が無いと、ナカナカ聞き馴染みのないワードかと思います。
Nikomatはブランド名で、FTnが機種名です。
モノはこちら
Nikon?と思った方、大正解!
当時Nikonブランドはあくまでプロ向けのみでした。
そんなプロ向けのカメラ甩レンズをもっと身近な値段で(とはいってもカメラは超高級品だった)使えるようにと作られたのがこのNikomatなんだそう。
このカメラは後期型ですが、初めて発売されたのは1968年とのこと!
とはいえNikonは廉価版や大衆機を造ったことをが無かった為、どこまで手を抜いていいか加減がわからず
かなりしっかり作り込んでしまった、というユーザーからするととても嬉しい失敗?談があります笑
実際に外装の作りは真鍮製で重量感があり高級機と見紛う程のもの。
ファインダーを覗くと絞り連動の露出計が見え、シャッタースピードもファインダー下部に見えるようになっています。
露出計を使うには電池を入れる必要がありますが、今はもう作られていない規格でありますMR-9という形のものが採用されています。
今は同じ形の互換電池は作られていないので、アダプタを介して使ってあげるのがよいと思いますね!
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シャッタースピードのMaxは1/1000秒です。
この当時のハイエンド機と比べるとちょっと心もとないですけど、ISO400のフィルムなら昼間でも十分使えますね!
ド炎天下でもなければガッツリ絞ればISO800でもなんとかいけますが、ちょっと設定幅が狭く、窮屈に感じるかもしれません。
Nikomat FTnのお気に入りポイント
何より一番はデザイン!
今でもNikonファンですが、この当時の質実剛健な機械!っていう感じの見た目がすごく好きです。
この造りだからこそだと思ってますが、シャッターの音と手に伝わるミラーショックもすごく気持ちがいいんです。
シャッター切った!って感じが凄く伝わってくるんです。
ロゴこそNikonでなくNikomatですが、当時の大衆機としてはかなり扱いやすくユーザーフレンドリーに設計されているので、高級機と比べていい写真が撮れないなんてことは全然ないです。
作例はコチラ!
フィルムはLomographyのLomo800を使いました。
Lomography Color Negative 800 35mm (Pack of 3) | ||||
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ニコンは上位機種のFフォトミックもそうなんですけど、露出計が小さいんですよね。
だからちょっと神経使うのかな?と思うんですけど
意外とそんな事もなく、露出で失敗した写真はよほど暗いところで無理やり撮ったときのものだけでした。
そのへんの懐の広さみたいなものもカメラ屋のカメラ!って感じでとてもいいんですよね~。
あとよく言われる「ニコンのガチャガチャ」というレンズを取り付けしたときの独特の儀式も魅力の一つかもしれませんね😂
ガチャガチャが分からない!という方はちょっとググってみてください笑
フリマアプリで爆安
大衆機という事もあり、当時はかなり売れたようなんですね。
なので球数は結構あるみたいです。
そして完全機械式のカメラなので、何度もオーバーホールを経て現代でも未来でも使えちゃうんです。
そんなFTnですが、フリマアプリでめちゃくちゃ安いんですよ笑
フィルム一眼の大衆機というとPentaxのSPがありますが、あれより安いです。
ま、PentaxSPは世界中に対応レンズがある(ロシアレンズとか)というアドバンテージはあると思いますが・・・
言ってもニコンのオールドレンズも品数ありますから、どちらも良い!と言わざるを得ないんですけどね笑
ニコン nikomat FTN 50mmF2付き | ||||
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まとめ
さてあまりコッテリにならないように書いたつもりですが😂
Nikomat、いかがでしょうか?
今後もいくつか紹介したい手持ちがあるので、何回か書いていきたいと思います笑
では今回はこのへんで!
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