バイクの任意保険の選び方と推しポイントについて

バイク

今回はちょっとむずかしい内容も含みます。

お題は任意保険です。

皆さん任意保険は加入していますか?

加入している人が7割とも言われるバイク業界ですが、全然乗らない人もいますから、この数字が高いか低いかというのは判断が難しいですよね。

今日はそんな任意保険の選び方と加入に際してポイントなどお伝えできたらなと思います。

ネット保険は長く付き合うものじゃない

ちょっと攻撃的な見出しを使いましたが、なぜこんな見出しにしたのか、いくつかお話したいと思います。

ちなみに私、損害保険募集人資格を持ってバイク屋で保険のお話をしていた経験があります。

とはいえ、これは募集行為ではなく、オススメのポイントの紹介、という範囲を出ませんので、あくまでもご参考までにご覧いただければと思います。

実際に加入の際にはちゃんと現役有資格者に相談の上判断してくださいね笑

契約年数について

結構ここは皆さん見過ごしているポイントだと思います。

まず、ネット保険は1年契約のものばかりです。というかほぼこれしかないと言っても過言ではありません。

1年毎の契約だと何がイケないのか、というと

万が一事故で保険を使うといきなり3等級ダウンする

という事です。

当たり前でしょって思った方

今の時代にいきなり3等級ダウンの契約はまじでヤバいです。

もうすでに20等級を迎えているから、とか言う方もいますが、それなら尚更今すぐ乗り換えた方が良いです。

例えばちゃんとした保険屋さん(東京海上、損保ジャパン、あいおい損保など)は3年契約が存在します。

3年契約だからと言って途中で解約しても、違約金等のペナルティは存在しません。

更に、3年契約だと例えば契約後すぐに事故をして保険を使ったとしても

向こう3年間の等級が担保されます。

例えばわかりやすく10等級スタートとした場合、3年契約なら事故をしても12等級までは上がります

そしてそのあとの更新で9等級に下がります。

事故有年数も2年で済みます。

1年契約だと同条件でも7等級まで下がり、事故有年数は3年が付きます。

ここの価格差が本当に大きいのです。

この3年契約は

本当に体力のあるしっかりとした保険屋でしかできない

というところが大きなポイントです。

自分自身の身体に対する保証

安いところは

搭乗者傷害

が付いていると思います。

ですが、大手のトレンドは

人身傷害

です。

これらの違いは

登場者障害はとても安く付加できるものの、部位症状別で細かく治療費の上限金額が決まっている為、実際の治療費と乖離する場合がある。過失割合が計算に入る。というものです。

安いネット保険だと多くはこの金額が200万とか500万になっていると思いますが、それはつまり単独事故で死んでも上限までしか出ませんよ、という事になります。

しかし人身傷害は治療費が取っ払いです。かかった費用全部。入院して働けない間の給与保証や、後遺症等による労働環境変化での賃金低下も、差額が給与保証として出ます。

3000万~無制限で掛けられますが、大手はそれらの掛け金価格差が微小な為、特別な理由がない限り無制限が良いと思います。

若い方なら労働寿命も長いですから、万が一亡くなってしまった場合、あっさり1億~2億と言った計算になるそうですが、上限ありにすると上限までしか払い出しされません。

少なくとも40代までは無制限待ったなしで良いと思われます。

ちなみに過去に私が契約していた共済系で問い合わせた所、

「人身傷害は3000万でも掛けすぎ。医者や弁護士でもなければそれ以上は意味無し」

と言われました。

つまり彼らは人が死んでしまってもその程度の価値としか見ていない

と名言したようなものです。

はい、クソですね。

しかもですよ

それでも人身傷害を無制限にした場合、掛け金が大手の約1.5倍でした。(大手4500円/月、全労済6500円/月)

つまり、高額保証金に加入されたら本当は払わなければならないが、被保険者への支払いはできる限りしたくないから低い保証に入れさせようと促し、可能な限り安く済ませたい

という魂胆がそこにはありました。

もう一度いいます。

クソですね。

事故受付24時間365日について

全保険会社がやってます。釣られないでください。

むしろ土日に事故受付しませんって会社を見たことも聞いたこともありません。

当たり前ですよね😂

ここの記憶は曖昧ですが、365日初動対応までしてくれるのは損保ジャパンだけだった気がします。

今は他の大手もやってるのかな?

ま、こんな見え透いたキャッチコピーには騙されないようにしましょう。

事故対応の真面目さ

ネット保険は人当たりがめちゃくちゃ良いです。

まずはお怪我の~と執拗に繰り返し、良い印象を与えようとします。

が、当然本当に心配しているわけはありません。

過去に私の家内がハロースイス系であった事例をお話します。

自転車が”ながらスマホ”をしていてノールックで信号無視で道路を斜め横断し始め、家内の運転するバイクはギリギリ止まりきれず低速で接触。

目撃者も多く、現場検証で証言も多くあったものの、自転車に乗っていた女の対応が非常識であったために徹底抗戦と相成りましたが、過失割合が3:7で負け色に。

それでも当然納得できないと”訴訟”へと駒を進めようという話になった段で、ハロースイスの担当者と一切連絡が取れなくなりました。

はい、クソですね

たとえ不本意であろうと、出た過失割合を飲み込むのであればまだよし、納得できないと揉めるとなると、ネット保険はゴミと化します。

なぜなら労力を掛けたら利益率が下がるからです。

当然負けてもらっても等級下げて高額の掛け金巻き上げれば回収できますし、それ以上の事になれば一瞬で謝絶にしてサヨウナラです。

また、係争に伴うノウハウもありません。

なぜなら係争になる前に逃げて対応しなくなるから。

ネット保険でも無いよりはマシ。うまい使い方もある。

さて、そんなワタシ的酷評を総ナメにするネット自動車保険ですが、ちょっと良い使い方があります。

それは

初期の等級が高額であること

を利用します。

純新規で加入した場合の保険等級は6S等級(数%割増料金)となります。

そして2年目から7等級(急に40%引き)とかになってくるのです。

何が言いたいかというと

高額な1年目を安いハナクソ保険会社で費用を抑え、満期で大手に乗り換える(7等級スタート)方法です。

そうすればかなりお安く大手との契約がスタートできるという寸法です。

相当面倒ですけどね

乗り換えの際は保険募集人の居るお店で相談すると良いと思います。

弁護士費用特約とか重複契約の無駄を揉んだりしてくれる所だと最高ですね。

まとめ

バイクって事故したら概ね怪我しますから、対人対物+人身傷害は入れておいて間違いないと思います。

あとは必要に応じて個人賠償責任特約や弁護士費用特約(重複しないように)を付けたり、代車費用みたいになくても困らない物を外すとかで料金圧縮してみるのも良いかなと思います。

その上でネット保険で良い!と思ったのなら止めはしませんが、安いには安いなりの理由ありです。

いざというときの為にかけるのが保険ですが、いざという時に機能してくれる所、という見極めは重要になると思います。

難しい内容ですけど、是非勉強してみてください。

では今回はこのへんで!


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