はじめに
※2025/3/13 作例追加しました
※2025/3/15 更に作例追加しました
長らく悩んでいたレンズ、SAMYANG AF 35-150mm F2-2.8 Lマウント版をついに購入しました!
もともとよく使う焦点距離が35mmから135mmだったこともあり、2021年にタムロンからこのスペックのFEマウント版が発売された時から気になっていました。しかし、当時はZマウントを使っていたため諦め、XFマウントに移行。
その直後、Zマウント版が発売(2023年)。「なんで今なんだ…」と涙を飲みました。
そしてLマウントに移行した後も、ずっとこのスペックのレンズが気になっていたところ、2024年の夏に突然サムヤンからLマウント版が発表!
ずっと気になりつつも、レンタルしようとしてもGOOPASSやrentioでは取り扱いなし。レビューや作例も少なく、不安を抱えながらも「悩んでても仕方ない!」と購入に踏み切りました。
今回は、このレンズの機能・スペックを紹介しつつ、実際に使用して感じたことをレビューします。
SAMYANG AF 35-150mm F2-2.8 Lマウント版のスペック
このレンズの魅力は、35mmから150mmまでをF2-2.8の明るさでカバーできること。
主なスペック
- 焦点距離:35-150mm
- 開放F値:F2-2.8
- レンズ構成:21群18枚(非球面レンズ、高屈折レンズ、EDレンズを採用)
- 最短撮影距離:0.32m
- 最大撮影倍率:0.18倍
- フィルター径:82mm
- 重量:1,224g
- AF駆動:リニアSTM(ステッピングモーター)
- マウント:Lマウント
明るいF2-2.8通しのズームレンズでありながら、35mmから150mmまでカバーできるため、スナップ・ポートレート・風景・イベント撮影まで幅広く対応可能です。
言うまでもないかもしれませんが、Tamron 35-150とすごくよく似たスペックですね。

実際に使ってみた感想
サイズ・重量・質感
正直、軽いレンズとは言えません。重量1,224gとズッシリ感はありますが、手のフィット感は良好。持ちやすさは十分あります。
S-Pro 70-200 F2.8が1.5kgなので、それに迫る勢いではあります。
質感については何も感じませんでしたが、少しプラスチッキーだと捉える人も居るかもしれません。
オートフォーカス性能
AFの速度は「速い!」とまでは言えませんが、決して遅くもない印象。止まっている被写体を撮影する分には問題なし。
LUMIX S5IIXの被写体認識AFが優秀なので、ピント迷いのシーンもほぼありません。
駆動そのものも、Lumix純正のようにAFを押した瞬間にビシっ!と合う感じでもなく
シグマのようにAF押した後一瞬フリーズしてからビシッ!と合う感じとも違います。
AFボタンを押した瞬間から動き始め、ふわっと合う、そんな感じです。
画質・描写 作例
- 全体的に柔らかい描写
- ボケは綺麗で柔らかい
- 暗所では開放F値を活かしてエモい雰囲気を作れる
- 絞るとシャープな描写も可能
夜や暗所の撮影では、F2-2.8を存分に活かせるため、ブラックミストフィルターを併用したり、現像時にフィルムグレインや周辺減光を加えると、さらに雰囲気のある写りになりそうです。
ちなみにLEDヘッドライト等の強い光源に対してはゴーストやフレアが盛大に出ます。









近接撮影性能
最短撮影距離が0.32mとの事ですが、思った以上に寄れます。ただし、最大撮影倍率は0.18倍。
普段LUMIXのレンズを使っていると、「ちょっと物足りないかも…?」と感じることも。でも、これはLUMIXが異常なだけであって、このレンズとしては標準的なスペックです。
どうしてもこのレンズでやりたければ、ハイレゾショットからトリミングをするのが良いかもしれませんね。
まとめ:このレンズ、買いか?
結論として、
✅ 単焦点を揃えるよりも、この1本で対応できる範囲が広い
✅ ポートレート・スナップ・イベント撮影に最適
✅ ボケが綺麗で柔らかい描写が魅力
✅ 暗所や夜間撮影でもF2-2.8が活躍
反面、
⚠️ サイズと重量があるので、軽量性を重視する人には不向き
⚠️ 最大撮影倍率が0.18倍なので、マクロ的な撮影にはやや不向き
個人的には、広角単焦点さえあれば、他の単焦点はいらないかもと思うほどの万能ズーム。
流し撮りの作例も今後追加していく予定なので、気になる人はチェックしてみてください。
サムヤン、いいぞ!!
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