2025年最初の記事はカメラネタです!
改めて私の愛機、Lumix S5IIX(Lマウント)のお気に入りポイントと
”推し”たる理由を記事にしたいと思います!
早速参りましょう!
ISO回路が2系統でノイズが少ない
Dual Native ISOという機能がありまして
低感度用のベース感度と、高感度用のベース回路が切り替え式になっているんです。
なので、例えば写真だとベース感度が100と640の二つになるという事になります。
これが動画(Log)だとまた変わってくるんですが
普通はベース感度が一番画質が良くて、感度を上げていくほどノイズも一緒に増幅していってしまう、というものですが
これはつまりISO100とISO640のノイズ量が同等、みたいな事になるんです。
だからもう6400でも全然常用レベルで使えてしまうんですよね。(普通でいうISO1000くらいの計算になる)
PCの画面で見比べてみても、他機種の6400とは比較にならない位クリアです。
これは星景写真をやる人には特に大きなメリットになると思います。
以前星撮影のお友達から、なんでこんなにノイズが少ないの?と驚かれたことがあったのですが、LUMIX S5IIXに関してはデュアルネイティブISOが効いているから、という事なんですね。
当然現像の時にノイズ除去は行いますが、もともと綺麗に撮れてしまうので、ディテールが怪しくなってしまう事もないんです。
純正レンズが性能の割に安すぎる
これ、もう本当にもっと拡がるべき。
全部とは言いませんが、とにかく純正レンズが安いです。
S5IIXというよりはLumix全体の話になりますが・・・
フルサイズ用のレンズなのにm4/3と大差ないでしょってレベルなんですよね。
例えば85mm F1.8なんて65,000円ですよ。(2025/1 時点)
で、もともとLumix用のレンズはコントラストAFなボディを前提に設計されていた為、AF用のフォーカスレンズが滅茶苦茶軽いらしいんですよ。
だから、像面位相差AFも搭載した最近の機種では、そのフォーカススピードは十分に速いんです。
流石にAIを搭載したS社の様な食いつきは期待できませんが、今のところ困ったことがないです。
なんならディープラーニング機能を搭載した某フィルム屋のフラグシップカメラより速いし食いつき良いくらいです。。
あと大きさもですよね。
単焦点で言えばシグマのIシリーズが高画質で低価格でコンパクト!って売り出してますが、いずれもLUMIXレンズのせいで、やや霞ます。
Lumixレンズがコンパクト過ぎちゃって、しかもシグマより安いと来てるんで、純正以外を選ぶ理由が少なくなっちゃうレベルです。
流石に大三元でと比較すると純正の方が大きくて高額(LumixはLeica基準クリアの赤バッヂしかない)となりますが、他社純正品と比べてみれば一目瞭然なのではないかなと思います。
カメラ内で比較明合成ができる
ライブビューコンポジット(LVC)という機能の事です。
シャッタースピードや絞り、ISOを設定してレリーズさせると、満足いくまで勝手に設定値を繰り返してくれます。
その間に、より明るい部分だけがどんどん更新されていくという機能です。
例えば星の軌跡であったり、ストロボ1灯で多灯ライティング風に仕上げたりもできちゃいます。
私はタイムラプス動画も作りたいタイプなので、星を撮るときはインターバル撮影だけしか使いませんが笑(飛行機の軌道が写ってしまうので)
でも多灯ライティング風にできるとか、色々やりようあって結構面白いんじゃないかな~と思います。
その代わり、って事もないんですけど、近年のLumix機は多重露光機能が省かれています。
なんでしょうね、あまり使われないんでしょうか?
Lマウントアライアンスには変態レンズもちゃんとある
お待たせしました。
みんな大好き変態レンズもちゃんとあります。
まずはシグマから
28-45mm F1.8
28-105mm F2.8
両方ともArtレンズです。
どうです?
興奮してきたでしょう?
極め付きはサムヤン
35-150mm F2-2.8
どうですか?
今夜は眠れなくなりそうですね?
サムヤンのに関してはもう私も買っちゃいそうですもんね。
ちなみにLumix純正レンズで標準域の小三元は24-105がありますが、なぜかこれはS-PROではありませんが、Macroです。
何故S-PROでないのかはわかりかねますが、恐ろしく安く、ハーフマクロっていう変態ぶりです。
尚、今のところ公式のレンズロードマップを見る限りでは標準ズームレンズが一本出る予定とはなってますが、こちらがS-PRO枠なのかなぁ・・・?
ちょっと楽しみですね!
実質動画機と言われているが
とりわけよく動画機だからスチルカメラじゃないとか、あんなもんで写真は撮れないとかボロクソ言われる事が多いLUMIXですが笑
当然ですが
撮れない訳がありません
何なら私はスチル7割動画3割のユーザーですが、概ね満足しています。
スチルもとてもいいです。
描写で言えば各メーカーのハイエンドと比較してもS5IIXの方が良いと感じる事も多い位です。
じゃあ動画機は嘘かと言われるとそんなことはない。
横画面で6K(5952*3968)の撮影が可能(外付けSSD等で)なので、横画面で撮って置いて、あとから縦にUHD(2160*3840)を切り出せるという事です。
Tiktok でもFHDまでとされていますから、更にトリミングや被写体追従の余裕があるという事。
また、外付けSSDを付ければProres All-iも可能という事で、プロの仕様にも耐えうる(足りないケースもあるかもしれないけど)と、S5IIXは動画にも非常に強いと言えます。
つまり、動画機だ~なんて言われちゃいますが
スチルもムービーもガッツリ戦える素晴らしいカメラですよってところです。
なんならもう30fpsで横画面録画しておけば、縦横どちらでも、写真動画どちらも4Kで残せちゃうんですよ!
っていうと、イカレ具合がお分かりいただけるでしょうか?
ホットシューの仕様
私がよく使う構成で、メイン機はS5IIX、サブ機はMFT機
っていうのをよくやります。
2023年中はフジ機+Canonだったり、フジ機+MFTでしたので、フラッシュで使うコマンダーを複数個持ち歩いてたんですよね。
まぁそれはそれで便利っちゃ便利なんですけど、LUMIXはMFTと同じ規格なので、コマンダーは一つで良いという事になります。
メイン+サブで二つあってもいいかなとは思いますが、私は荷物が減った方で喜びました笑
その辺は楽でいいなと思いましたね~。
まとめ
LUMIX S5IIX いかがでしょうか?
L2テクノロジー(Leica共同開発の画像処理エンジン)を搭載し、まだ多いとは言えないながらも安価な純正レンズ郡を有し、必要に応じて変態レンズもサード製を使用可能で、動画も写真も横録画のまま縦横4Kで残せる
非常に強い機体ですし、これが30万以下で買えるフルサイズ機なんですよ!って所、もっと広まってくれたら嬉しいなと思います。
今後も微力ながら、一人にでもそういう良さが伝わるように、頑張っていきたいと勝手に思っています笑
それでは今回はこの辺で!