先日、四輪の納車も果たしましたし
来年からは緩く動画コンテンツ、Vlogもやっていこうかな~なんて思ってたんですが
もう買っちゃいました。
Canon Vlogカメラ PowerShot V10
今回は使い心地についてすこしだけお話ししたいと思います。
もう世の中に出て随分経ちますし、いろんなYoutuberさんがすでにレビューされてますが、宜しければお付き合いくださいまし。
ではまず良い点から
良いところ
イカれた機動力
まずこれを語っておきたいです。
重量が200gそこそこという事で、大きめのスマホよりちょい軽いかな~位の重さですので、サッと取り出す~っていう表現に全く無理がないですね。
三脚穴、セルフスタンド、電源ボタン短押しで起動、即録画開始
強すぎるでしょ笑
もう一度、さんはいっ
パッと取り出して
パッと置いて
パッと録画開始
画質もいい
イメージセンサーは1インチなので、スマホより大きいですから、昼も夜もスマホより綺麗です。
写真はまぁまぁ。
キヤノンだなぁって色。
IXYデジタルみたいな感じでしょうか
私、キヤノン機は古いレフ機と望遠コンデジしか使ったことがなかったんですが、V10のカラーフィルターってなかなかいいですね!
大好きなティールオレンジが2パターン入ってて、Paleって法のTnOがお気に入りでよく使ってます。
オリジナルそのままでもポイっと編集に載せちゃってもいいかって思える人、結構多いんじゃないかなと思います。
やっぱりこの辺がスマホとは違う、カメラ屋のカラーサイエンスだなって思いますね。
音質もまあまあ
音質は、本当にまあまあですね。
どっちかって言うと最近の投稿者さんは音質を重要視する傾向がありますけど、
まぁまぁです(n回目)
いや、でも全然悪くないです笑
室内撮りが中心のVlogなら、やっぱりガッツリ良いマイク使いたくなるんだろうなって気はするかなって感じです。
ただ、無指向性なので指向性が欲しくてマイク買ってみました。
ケーブルのせいか、ホワイトノイズが多く、音質は良くないです。
だから指向性がいらない時は全然普通に使っちゃいますけどね。
↑V10で撮影しました。
ジンバルにも載る
後述しますが手振れ補正が弱いので、ジンバルに載せようと思い、ケージも買いました。
本体200g、ケージ200gでジンバル運用も程よい重さ。
マイクのモフモフも付いててお買い得です。
しかもレンズに被せるシリコン保護キャップも付いてます。
スモールリグを崇めよ。
物足りない点
ここからは不満点。
言っても致命的な感じは無いですかね~
手振れ補正が弱い
まず、手振れ補正がそれほど強くない。スマホと比べても。
電子式補正ですからね。
特にiPhoneは光学手振れ補正がついてるので、そこと比較するともう・・・
また、電子式なので、手振れを強にすると画角が狭くなります。
換算26mm相当つったかな?
もとが19mmなので、もったいないですよね。
だから外録画なら基本的にはジンバル運用が良いかな~と思いました。
屋内だったらオリジナルのハンドグリップTripod使ってもいいと思います。
私はさっきの写真にもチラッと写ってましたが、
長いことマンフロットの自由雲台ミニ三脚使ってます。
変な制限がある
画像処理エンジンが古いのが影響してるんだと思いますが、ここまで企画は良いものの、詰めの甘さみたいな制限があります。
例えば
手振れ補正モードで撮影すると、カラーフィルター(エフェクト)が使えません。
これは弱でも強でもです。
あと水平維持(3°まで笑)もだめ。
で、そもそもLOG撮影もできませんから、あとで作品とVlogをタイムライン上でLUTで色合いをそろえる~とかはかなり至難の業。
そこはもうあきらめてもいいかもしれませんね・・・
ですので、手振れ補正を使いたかったらカラーフィルタと画角は諦める。
カラーフィルタや19mm相当の広い画角を使いたかったら手振れ補正は諦める(もしくはジンバルを使う)
は必要だなと思いました。
これ、取説にもカラーフィルタは項目を選んで~って前触れもなく突如書かれてて、手振れ補正時は使用できませんって見当たらなかったんですよね。
見方が悪かった可能性はありますけど、Youtuber(忖度無し笑)でも言ってる人いただろうかって感じ。
バッテリーもちがあんまり良くない
バッテリーが割とサクサク減るかなぁっていう印象です。
これ、持ってウロウロするVlogの方は結構死活問題かもしれないですね。
そもそもこれ一台でガッツリ長時間!っていうカメラでは無いかも。
置いちゃって撮りっぱなしにするスタイルの人だったらモバブとか使っちゃえばいいですね。
あとは私のように語り部分と作品部分で分けて使うなら余裕ですが・・・
あ、その分充電は速いです。
容量が少ないからでしょうねw
SDカードの相性がある?
ひっさしぶりにSDの相性とか言いましたけど笑
もともと中華アクションカム用にと思って買ったマイクロSDがありまして
4K60Pで何本か動画撮ってたんですよ。
んでそのSDをV10に入れたら、4K30Pですら記録が追い付かない、と出ます。
画像処理エンジンのせい?
なんでしょうね。
もっと速いSD買うようか・・・
またケンコートキナー公式ストアに行きたい都合もあるし、中野に行ってフジヤカメラでマイクロ買いましょうかね・・・
一応今のところは24Pで色々撮ってテストしてる所で、24P自体は全く問題なし。
実際録画は24Pで、アウトプットは60P(間引き)かな~って使い方なのでいいっちゃいいんですが。
ライバルと選んだ理由
さて、ライバルはと言えば同じ1インチセンサー搭載のソニーZV-1F
基本的な部分を表にしてみます。
V10 | ZV-1F | |
焦点距離 | 19mm | 20mm |
F値 | 2.8 | 2.0 |
重量 | 211g | 256g |
正直これはめっちゃ迷ったんですよね~・・・
夜の車内とかF2だと低ノイズで撮れるんかな~とか。
でもV10の方が暗いと言ってもF2.8だし、ZV-1Fから比べて1段だけ。
最高感度はISO3200でF2.8ならまぁまぁイケるだろうし。
暗所を明るく撮らなきゃいけないような事ってそうないですしね。
ビデオライトでも使いましょうって事で笑
あとは重さと大きさですよね。
一眼持ち歩いてる所にポケットからサッと取り出せる重さと大きさは本当に強い。
機動力の勝利です。
撮るのを躊躇するようなら一眼だけの運用でも同じ事になってしまうんで
そこは無駄になってもまずはすぐ録画できるっていうフットワークを優先しました。
あと、広角側の1mm差って結構大きいんですよね。
ZV-1IIなら18~50mmでもっと広いんですけど、こちらはズームレンズなんで、そうなってくるとまた話が違ってきますからね笑
まとめ
総括ですが、もう機動力とそこそこの画質と音質ってだけで高得点なカメラですね。
不満と言えば不満はありますが、ジンバルがあるとか、写真や映像作品を絡めて動画にする人とかはもう最高だと思いますね。
一回買ってみるときっとVlog撮りたくなりますよ!
逆にVlogやろうにも一眼買い足すのはなぁなんて思ってた人には特効薬だと思います。