案件ではないんですが、購入に差し当たってケンコートキナー公式ストアさんに何度もとても親身にご相談に乗っていただき、良い買い物ができたと思っています。
大変感謝しております！
Special thanks : ケンコートキナー公式ストア
ポータブル赤道義が良いんじゃないか
先日魚眼で星空撮ってきた話を記事にしましたが、その派生記事です。
新星景写真よろしく、手前に愛車を置いてライティングして撮影し
星は星で明るく撮り
それらをスタック合成して一枚に仕上げたい
という想定がありました（当初は）
そのため、星を点像で止めて撮るのなら、赤道義があった方がいいんじゃないかという事になり
ケンコートキナー公式ストアさんに行ってみた所
税込みでなんとピー円（内緒）
でスカイメモSと微動雲台のセットがアウトレット価格で売ってたんですよ。
ちょっと金額は書けない位です笑
首都圏にお住まいで気になる方は中野まで行ってみてください。
その価値は多分あります。
しかも店員さんが皆さん凄い詳しくて、親身に相談に乗ってくださるので、めちゃくちゃいい買い物ができます。
いけないぜ！って方はごめんなさい。
でもスカイメモはめっちゃお勧め機種なのでぜひチェックしてほしいです。
ちなみにスカイメモは何機種か出てるのですが、今回は少し古いんですがスカイメモSのお話しで進めていきます。
スカイメモSの特徴と他に必要になるもの
許容重量は5kg
星追尾、太陽追尾、月追尾、0.5倍速などなど、めっちゃ多機能です。
レンズの焦点距離は300mmまで対応とあり、それ以上は動作誤差の許容範囲を超えてしまうようです。
微動雲台は無理に用意しなくとも、関東勢なら35度に傾けられるもの（アングルプレートや雲台など）でも一応取り付けは可能です。
ただし、300mmクラスで星雲を撮りたいとかになる場合は微動雲台の使用を強くお勧めします。
重量は本体のみで1kgと、バイク乗りが持って出ようとなるときつい重さかもしれません笑
バイク乗りさん達は気合で運んで頂くか、星追尾だけの単機能でナノトラッカーがお勧めです。
実際のところ、新星景写真を広角レンズだけでやるならこれ以上は必要ないみたいです。
また、三脚もちょっと強めを買っておくといいと思いますが、お手持ちで強いのがあるならそれを使っても良いと思います。
ネジ径の対応ができれば普通の三脚で大丈夫です。
ちなみに私はK&Fコンセプトさんのトラベル三脚ですが、耐荷重は問題ないものの結構揺れます。
そのため低いポジションで使ってる分には戦えてますが、もうちょい太いものの方が精神衛生上良い気がします笑
雲台をクルクル回して外すと3/8ネジが出てくるので、そのままケンコーの微動雲台が固定できます。
便利！小さい！お気に入り！笑
あとはレンズに取り付ける光害カットフィルターとかつけておくと良いと思います。
星用ソフトフィルターもあって、光害をカット効果と組み合わさったスターリーナイトプロソフトンというのが出てます。
これお気に入りですが、星がめっちゃ明るい場合に赤道義に乗せて使うと結構大げさになっちゃうっぽいです。
当然お好みですけども。
星景写真ならプロソフトンクリアの方がいくらか自然です。
スカイメモの使い方
取り付けは載せていくだけではあるんですが、ネジ径を変更するアダプタがスカイメモ本体にねじ込まれてますので、ネジ径を変更する必要がある場合はマイナスドライバーで外して使いましょう。
こういうのがマジムリナンダケドー！って人は三脚をもってってお店で開封して組んでもらっちゃいましょう笑
極軸合わせについての取説のページを読んでみてください。
ふざけてるのかと思ったでしょう？笑
いや、この取説は酷すぎるんですよね笑
文字だけで全部説明しようとしてるから一つも頭に入ってきませんでした笑
なので、こうしましょう。
広角で使う方は、スマホのコンパスアプリを起動して、スカイメモを北に向け、微動雲台を35度にし、三脚を水平にしましょう。
望遠で使う方は、Youtubeで紹介されてる動画がいくつかありますので、探してみてください。
以上です！笑
あとは自由雲台やスカイメモのクラッチを緩める等してフレーミングを決め
好きなタイミングで★マークにダイヤルを回してやるだけです。
結果
なんだかんだ色々やってみて、今回は★モード（星追尾）でやるより、S5IIXのライブビューコンポジット機能を使い、0.5倍速追尾がハマりました。
ライブビューコンポジットに設定して
ストロボを発光
あとは0.5倍速追尾で20秒程で停止
すると程ほどに映りました。
もっと何枚かスタックはしてるんで、こちらも合成は試してみようとは思うんですが
一旦は一撃（RAW1枚）でもこれくらいはイケる（ライブビューコンポジットを一撃といえるかは置いといて）ようでした。
よーくみると星が少しだけ流れてるんですが、30秒とか露光してると普通はもっと流れますし、星追尾モードだと地上系がもっとブレるんですよね。
でも0.5ｘ追尾＋ライブビューコンポジットはこの位で済みます。
あとはLuminarとかでスーパーシャープとかかけてやればパリッとするでしょうし
一旦今回はこれで良しとしました。
感想と課題
さていかがでしたでしょうか！
もうちょっと色々試したかったのはあるんですが
今ね、精進湖のトイレって夜しまっちゃうみたいなんですよ～
だから切羽詰まるまで撮影できないし、バッテリーも限界だったので、一旦OKとしました。
山中湖のトイレも閉まっちゃうし、長居するなよって事なんでしょうかね～
今年のふたご座流星群はどこで撮りましょうかね・・・
課題としては、もうちょっと星スタックの素材とっても良かったかな～と思ってます。
Sequatorってフリーソフトも前回の記事の時に初めて使った位だったので、色々勝手がわからずフワフワしてしまったのは残念でした。
次回のふたご座流星群までにもう一回位練習できたらいいんですが、その辺は天気次第ですね笑
では今回はこの辺で！
