今回はカメラネタです。
色々ガチャガチャ話しますが、ようは長秒露光で撮ってみようっていうお話です。
iPhoneでもそれっぽく撮れる方法は一番最後に記載しますから、気になる方は目次から飛んで頂けたら幸いです。
では参りましょう!
まずは結論から
普通に撮った方がいいところの方がもちろん多いのだけれど
ND(減光)フィルターを使ってあえて動くものを止めない、という表現も面白いんじゃないかなと思いました!
これからも積極的に使っていきたいと思います。
長秒露光とは
ご存じの方が殆どだとは思いますが、長秒露光とはシャッタースピードを長くすることですねそのままですねごめんなさい。
いやでもほんとその通りで、滝や川の写真では定番の撮影方法です。
あと夜景撮影とかですとまた違った面白い効果が得られ、例えば車のテールランプが赤い曲線を描いたりするようなあと夜景撮影とかですとまた違った面白い効果が得られ、例えば車のテールランプが赤い曲線を描いたりするような表現もとても面白いですよね。
筆者もたまにやる表現ではありますが、一つだけ
それは絶対にやらないな
という長秒露光があります。
それは
夜、バイクや四輪の置き撮りで、被写体にLED等を当てて撮影する方法
です。
これ、よくYoutubeなんかでお勧め!とかしてる方いますけど
私、この方法にアレルギーがあります笑
仕上がりがどうも受け付けないんですよね~
被写体に自然な光の陰影を付けられないので不自然(下手くそな合成みたい)な写真になりがちですから、こんな事で自分の目を慣らしてしまうと、もう多分上手くなりませんよね。
私の御託はともかく、シャッタースピードを長くする、というのは普通にカシャッとやったのとはまた違った効果が得られて面白いものです。
ちなみに、日中にこの長秒露光をやるには、ND(減光)フィルターを使う必要があり
森の中のような場所ならND1000くらいまで
日向の撮影ならND1000以上(ND640000とか使ってる人もいる)があると表現の幅が広がります。
上の写真ではND100000を使いました。
減光?
NDフィルターとは、減光フィルターとも呼ばれる、人間でいうサングラスのようなものです。
動画やってる方だともう必須ですね。
任意のF値でISO100とかでもSS上限に当たっちゃう事があるんですよね。
写真用途だと古くから風景やポートレート、サーキットの流し撮りなんかだとよく使われていました。
流し撮りだとSSを1/60~1/100にしたいとなると、F値最小でもオーバーになる事があります。
そんな時、画質に影響の無いようにあえて暗くするフィルターを付ければ、欲しいF値やSSで撮影できるようになる仕組みです。
NDの後の数字は何分の1にしますよ~という数字です。
ND8なら8分の1。
ND100000なら100000分の1という事です。
SSが長いとどうなる?
シャッタースピードを長くすると、一定の明るさ以上の動いているものはブレ(通り越して消える事も)、止まっているものだけがクッキリ映ります。
それを利用して、例えば渋谷のスクランブル交差点で人間をごっそり消したように写したり
滝や川の水しぶきがシルクのように映るため、普通に撮るより迫力が増したりします。
その分三脚が必要であったり、NDフィルターを脱着する、適正設定の計算が必要であったりと面倒っちゃ面倒ですが、どうせその場所に行ったのなら、やってみる価値は大いにあると思いますし
表現手法として引き出しにあるとないのとでは、全然違ってきますよね。
iPhoneで長秒露光
NDフィルターがなくても、iPhoneで似たような撮影が可能です。
やり方は超簡単
- カメラを起動する
- LIVEフォト機能をOn
- 手振れに注意して任意の写真を撮る
- 写真アプリから該当の写真をタップ
- 左上の◎Live をタップ
- 長時間露光をタップ
すると、一眼撮影とまではいかないものの、結構面白い仕上がりになります。
ぜひお試しあれ!
まとめ
さてNDフィルターで長秒露光、いかがでしょうか。
今回は洗い越しの撮影にて滝の風景写真要素を入れてみたわけですが
ほかにも色々やりようがありそうで面白いと思いませんか!?
ぜひ皆さんもND100000やもっと濃いNDフィルターを使って別世界のような撮影をしてみてはいかがでしょうか!
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