Fujifilmの購入困難商品(カメラ)がある事についてのYoutuber達の反応を見て、X-H2をお勧めしたくなった話

X-H2 カメラ

最近というか結構前からですが、フジ機は生産数もそれほど多くない(生産効率が良くない)という話は聞いていましたが、とうとうX-T5やX-S20が受注ストップとなってしまいました。

そんな状況を自称Fujifilm好きカメラYoutuberが動画のネタにする訳ですが、それらを観て思った事をちょっと書いていきたいと思います。

結論から

結局何が言いたいかって言うと、負けるなFUJIFILM!!!っていう気持ちが大きいんです。

ちなみに今現在フジの機種で普通に買える機種は

X-H2/X-H2S

GFX50S II

GFX100S

以上の3機種です。

で、今回の内容としてはYoutuberへの糾弾に近いんですが、ネガティブな発言してる奴が多かったものでちょっと憤ってますってお話です。

ということです。

筆者はバイクや車ばっか撮ってるので、いろんな方向に向けたストロングコンテンツが作れるわけではないんですが

Honda公式SNSアカウントに3回写真を使っていただいた程度の実績しかないなりに、愛機X-H2を今改めてお勧めしたいという記事を書いていきたいと思います。

それでは参りましょう。

新製品発表ラッシュの最中で

まずは冒頭でちょっと毒づきましたが、彼らインフルエンサーがなぜにこうまで目の敵にしているのか、という背景に、冬のボーナス商戦に向けた新製品発表ラッシュがあるかなと思います。

特にソニーのα9IIIについてはグローバルシャッター搭載のフルサイズ一眼ミラーレスカメラとして大注目の発表となりました。

α9 III | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー
ソニー デジタル一眼カメラα(アルファ) 公式ウェブサイト。デジタル一眼カメラα(アルファ)α9 IIIの商品ページです。

また、その少し前にニコンもZfを発表

Z f-概要 | ミラーレスカメラ | ニコンイメージング
ニコンのフルサイズフォーマットミラーレスカメラ「Z f」の製品ページ。Make it iconicカメラ、レンズ、アクセサリーなどの製品特長、主な仕様、撮影サンプル、関連製品に関する情報も。

キヤノンに至ってはとんでもネェレンズが3月に発売と発表(24-105mm F2.8)

“RF24-105mm F2.8 L IS USM Z”とパワーズームアダプター“PZ-E2”/“PZ-E2B”を発売
「RFレンズ」の新製品として、静止画撮影はもちろん、映像制作現場のニーズにも応える大口径標準ズームレンズ“RF24-105mm F2.8 L IS USM Z”を2023年12月上旬に、パワーズームアダプター“PZ-E2”/“PZ-E2B”...

そんな中、OMシステムやPentaxと同様、Fujiは特に発表といったものは無く、Youtuber達は再生回数を稼げる新製品発表の話題をネタにすることができませんでした

そして富士フイルム的には新製品発表どころか、X-T5とX-S20の新規受注停止を発表することになりました。

ミラーレスデジタルカメラの供給に関するお知らせとお詫び | 富士フイルムイメージングシステムズ株式会社

これが大きなポイントだったかなと思いますね。

そんなに売れてたのかと驚いたのと同時に、コレを機にFujiファンを自称していたYoutuber達がこぞって掌を返し始めたんですよね。

独自センサーで生産効率は高くない

もともと他社が採用している一般的なイメージセンサー(ベイヤー配列)と違い、フジは独自センサー(X-Trans)を採用しています。

そのためコストがベイヤー配列のものより高かったり、生産効率で不利とはずっと言われ続けていました。

だから本当のファンなら知ってるんですよ。

発表されたらすぐ予約しないといつ買えなくなるかわからなくなる

って。

私だってX-H2Sが発表になった時に、積層センサーじゃなく高画素版が出るって話があったので一瞬ためらいはしましたが、噂通りX-H2が発表になったらすぐに予約しました。

それでも発売からちょっと待ちましたけどね。

掌返しな誹謗コンテンツに憤り

あんなにX-T5やX-S20が発表になった時に、壊れたレコードプレーヤーの様に同じワードで称え揚げ、これは買いだの描写から言ってコスパ最強だの言ってた口でですよ。

今その口で発する言葉は「買おうと思ったのに受注停止されちゃって買えない!」ですからね。

いやいや買ってなかったんかい!って思ったし、あれだけ言ってて受注停止してから買えないとか言うんかい!と。

ほんで挙句には海外サイトでは普通に買えるし流通してる。日本市場を軽視している!んだそうですよ。

こんなに綺麗に掌を返し、誹謗を繰り返すYoutuberに呆れてしまいました。

メーカーさん、まだあんなのにデモ機貸し出しするんですか?(真顔)

そもそもフジの描写が〜とか言って持ち上げてくれるつもりなら、X-H2/SやGFXの方取り上げて、今ある物の魅力を伝えた方がよっぽど素敵。(塙先生、橘田先生素敵です)

いっそGFXにするか〜なんてなってくれたら御の字じゃないですか。

レンズは文字通り売るほどあるんだし。

ってかGFXなんて筆者が欲しいと思ってますもの。なんなら。笑

今あえてX-H2いいぞって話

これだけイラッとした内容を文字にしてきましたが、あえて言わせて欲しい

X-H2とX-H2Sはいいぞって話を。

で、本音を言ってしまうと、

GFX50SIIに興味深々です

いやそれは今回はいいんですけど。

ちなみに筆者はX-H2を使っています。Sじゃない方。

H2とH2Sだと撮影画像を等倍表示で比べて見るとわずかにH2Sの方が高感度耐性が強いみたいです。

H2は画質で言うとX-T5と全く同じです。

大きな違いとしては軍艦部の操作類、背面LCD(バリかチルトか)、グリップの深さ、バッテリーの容量くらい。

で、私が何でX-H2の方が良いと思っているか、についても語らせてください。

バリアングルとチルト画面の違いで

多分チルトがいいかも!って事でX-T5かなと思ってる人が多いと思うんです。

しかしながら、一個だけではありますがとても重要なポイントがあってバリアングルを選んでます。

何かと言うと、アイセンサーの仕組みによる誤作動です。

アイセンサーは赤外線センサーを使用しているのですが、例えばバイク用ウェアでも特に断熱性がある物を着てたりすると赤外線を反射してしまい、アイセンサーが反応してしまう事があります。

すると背面LCDを使いたい様なシチュエーション(特にローアングル)でLCDが消える、みたいな誤作動が頻発します。

これ、私の持ってる冬用ウェアは全部反応しちゃったんですよ。

夏用は脱いじゃうからいいんですけど、冬なんか寒くて脱げませんからね。

そんな時はLCD(アイセンサー)の設定を”LCDのみ”にし、ファインダーを使いたい時はLCDを仕舞えば(画面を内側に仕舞う)ファインダーに切り替わります。

チルトだとそうはいかないでしょうから、バリアングルの方が便利かなと思ってます。

とにかくファインダーが見易いので、そういう運用が今の私の最適解になりました。

軍艦部の操作系について

前後ダイヤルの方が使い易い!笑

どうせファインダー覗きながら設定値見てんでしょ?って言ったら怒られますかね?

ISOダイヤルがないとカメラらしい操作が〜なんて意見を見た事ありますが、フィルム機時代からシャッター切る度にISOダイヤルいじってる人なんか居ませんでしたよ。

今でこそISO100〜400のフィルムとかロモグラフィから出てますけどね。

いや、不便な機能を不便なまま嗜みたい気持ちはわかりますよ。

ライカMとかいいですよね。すごくいい。

無駄に苦労する事でなんかカメラに詳しくなった様な気になりますよね。

でも、ISOなんか上限設定ありのオートにしておくべきだと思ってます。

せっかくAFが強くなって、優先認識フォーカス(車、バイク、鳥とか)を活用できるんだから。

刻一刻と光の具合が変わっていく中で、意味もなく時間を消費するよりも一枚でも多く良い光を切り取った方が良いと筆者は思っています。

デザインによる所有欲とモチベーション

これは言われちゃったらしゃーない笑

先のダイヤルの話も、合理性よりデザインによるところが大きいみたいな、それがないと撮れない宗派の方はもうしょうがない。

T5をなんとか待とう笑

いや、FujiじゃなくていいならニコンにZfとかZfcがあるからそっち行こう。レンズ高いけど頑張ろう。

私の場合は機器デザインも重要ですが、結局満足のいく撮れ高がないとただの盆栽になってしまうのです。

あと、言うてX-H2もオーセンティックなデザインだと思って気に入ってます。

ファインダーも見易いし。

理論上はH2の方がEVF画素数が高い事になってます(大体ですがH2は550万画素、T5は350万画素)

X-H2

高倍率ズーム+デジタルテレコンが強い

H2(T5もだけど)は元々4000万画素あるので、デジタルテレコン(単純に2倍クロップ)しても解像度に余裕があるんです。

だからTamronの18−300っていう神高倍率ズームで満月の撮影とか余裕なんですよね。

RAWで撮って置けば、画面いっぱいにするまで拡大しても4K(800万画素)残ります。

月を撮るためだけに望遠はな〜・・・

とか思ってる方も、この7万円のレンズで星景以外は概ねいけるようになると思うとかなりコスパいいと思います。

ちなみに春の鳥といえばメジロがいますが、あの位近づいてくれる鳥ならこの18-300でAFの食い付きも余裕でした。

物理的にテレコンを使うわけじゃないので、AF速度に影響もないし、何しろF値も変わらないです。

Tamron18-300mmにて撮影

高倍率ズームではありませんが、月に加えてサーキットでの流し撮りとか野鳥とかもやってみたかったらシグマのライトバズーカが安くていいかも

もともとフルサイズ用?って事で、レンズの真ん中あたりの一番美味しい所を使えるため、画質でいうとメリット大きいですよね。

上が400まであるってことは、フルピクセルで換算600mm相当なのに、鳥AFでフルサイズ換算1200mmまでが遜色なく使えるってことですからね。これは強い。

さらにスポーツファインダーモードで1.25xクロップ?(両立できるか試してない)ともなると・・・?

動画となれば

これが動画用途だとどうかって言うと、いいぞ!って言えるほどまだ知識はないんですが

DJIのジンバルとの相性で言うと今一つですねぇ。

RS3 miniを使ってますが、カメラとリンクしないんですよね。

どうにでもなりますから普通に使えてますが、録画ボタンとかだけでもリンクしてくれたらもっと使い勝手いいんですけどねぇ。

ほんで被写体追跡(ロック)とか最高ですね。

いや、非対応なんですけどね笑

画質はいいんですよすごい!

レンズ次第でしょって言われたらそうなんですけど、純正XC15-45mmが恐ろしく格安で恐ろしく高画質なのでひとまずこれがあれば戦えます。

電動ズームなので写真には使いにくいと思いましたが、動画の時は単焦点くらいのつもりで使ってます。

ジンバル+手ぶれ補正付いて軽くて〜とかかなり強いと思います。

一応4000万画素非対応モデルですが、なかなかキレのいい写りです。非対応とは。

更にもうちょっと明るいのとか広いのとかが欲しいってなるならTamron11-20mm一択。

手ぶれ補正がないんですけどジンバルに乗せればボディ内補正だけでも十分気をつけられるし、やっぱりこの画角と明るさF2.8は正義ですね!

スチルだとこの描写↓笑

動画だと結構クロップされるんですよね。

@user1424963039806 #バイク #バイク好き #バイク好きと繋がりたい #バイク乗りと繋がりたい #千葉 ♬ オリジナル楽曲 – QMひこ
@user1424963039806 #バイク好きと繋がりたい #バイク #fujifilm ♬ オリジナル楽曲 – QMひこ

最後に

さてだいぶ熱量高くなってしまったがために長い記事になってしまいましたが、ここまで読んで頂けた方、本当にありがとうございました。

スチルに動画にX-H2

X-H2はいかがですかお客様

もう発売からずっと使ってるわけですが、今のところ一度あったメーカーサポートで糞対応をされたくらいで、以降は何も不満ありません。笑

もう描写は本当すごいですから。

単焦点の出番がちょっとだけ減りましたもんね。

ズームレンズでもすごい映るものですから笑

いうて単焦点は単焦点でちゃんと持ち歩くんですけどね。

ちなみに今一番気に入っている純正単焦点レンズは2本で

特にXCはXF35mmF2と同じ光学なので写りが同じ〜って話題だったんですが、今見たら割と値上がりの影響受けてました。

これならXFの方でもいいかもしれませんねw

これらとタムロンの高倍率ズームで結構どこでも戦えてしまうので、荷物を減らしたい皆様にもX-H2は大変おすすめのカメラとなっております笑

とまぁそんなわけで

ここぞとばかりにネガな事言い始めたYouTuberが増えてますが、あんなもんほっといてもっと今買える機種のストロングポイントを見直してみよう!と。

Fujiの継続販売機にはすごい!ってもっと盛り上がってくれたらいいなと思った今日この頃でした。

では!



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