バイクや車が好きな人であればベルハンマーってご存知の方が多いんじゃないかなって思うんですが
あの潤滑剤、使った事ありますか?
私はかつてそれ系が流行った時に例に漏れずハマったタイプなんですが笑
その時はナスカルブをNapsでオススメされて使ってたんですよね。
で、最近ナスカルブを使い切ったのでベルハンマー潤滑剤を買ったりして公式Twitterをフォローしたりしてたんですが
ベルハンマーのエンジンオイル添加剤が出たらしい
と聞いて早速試してみようって事で買ってみました!
最初に言っておきますが、これは案件では無いので自腹で買って試したので大人の力は働いてません。
とはいえシャシダイに乗っけたりしたわけではないので、そういうのを期待されてた方はまたの機会にお越しください!
まずは結論
それではまず結論から
過走行なら一度は試してみた方が良いレベル
でした。
なにしろ初めて添加剤使って笑ってしまったんですよ。
ちなみにバイク(湿式クラッチ車)には使用できませんのでご注意ください。
それでは本題に参りましょう。
添加前の音量測定
今回はワゴンRスティングレーのMH23S(ターボ、走行15万km弱)に添加します。
まず添加前にエンジンを暖気し、基準回転数に落ち着かせます。
そこでiPhoneのアプリで測定してみます。
iPhoneしか持っていかなかったので測定環境の写真が撮れてなくてすみません。
ボンネットを開けてフィラーキャップの真上にiPhoneを構えて測定しました。
現在入っているオイルはオートバックスの最安PBオイル(10w30)です。
過走行車ですが前オーナーがかなり頻繁にディーラーに預けてたみたいで、タペットの音なんかも少ない個体ではあります。
添加してみる
さて実際に添加してみましょう。
エンジンを止めてフィラーから入れていきます。
3リットル〜のオイルに1本添加が適量です。
ワゴンRだと少し余ります。
添加したら1分程エンジンをかけてもう一度音量測定してみます。
変わらん
まぁそんなもんか笑
と、いう結果でした。
なんならちょっと音大きくなったまであるな、と。
それでは走行してみたらどうか、というわけでテストランしてみます。
添加直後に感じた事
ま、添加剤なんてそんなものッス😂
なんつってちょっと買い物に徘徊します。
添加直後に感じたことは以下の通りです。
- アクセルを踏んですぐの低回転で振動が増えた。
- Dに入れて信号停止時の振動が増えた
- 回転数を上げるとエンジン音が大きくなった。
あれ・・・これ古いクルマ過ぎてぶっ壊れたかな・・・
なんていう感想をいだきました。
ターボが回ると顕著にワイルドな音がします。
とはいえ悪いというよりはモータースポーツの醍醐味、みたいな、回ってるぜ!って感じを演出してくれる音というか・・・w
そこでもう一度
ま、添加剤なんて😂
と、20km位走行して異変に気が付きます。
ワゴンR、なんか速くないか
と・・・😂
添加後20km走行時に感じた事
なんか速くない?
そう感じたのはスピードメーターの動きに目をやった時でした。
加速時の針の動きに違和感がありました。
今までこんなにメーターの動き速くなかったんですよ。
当然踏み込めば、小さなターボがヒュー!と回り、アクセルの操作に数拍置いてから加速が始まりますし
NAの軽と比べたらそれでも速かったであろう、って感じでした。
それはそうじゃないですか。腐ってもターボ車です。
でもエコな時代のターボなんてこんなもんか、とバイク乗りの私は感じて居たんですが
明らかにワゴンRが速いと感じるようになったのです。
特に緩やかな上り坂で、ecoランプを点灯させたままでは減速してしまったような所でも
踏み込まなくても減速しなくなったんです。
更に、アクセルを強めに踏んで過給加速中にアクセルの踏み具合強弱を変えてみた所
ちゃんとアクセル操作に過給や加速がついてくる様になったんです。
これは笑ってしまいました。
これはecoに泥を塗って走るのが楽しくなりそうです😂
30km走行後にもう一度音量測定
なんか速い、という感想を持ってから、何が”なんか”速いなのかと考えながら走ってみたんですが
加速時の唸り、頑張ってる感が著しく減ったにも関わらず、さほどアクセルを踏んでいないのにスピードメーターがスイスイ回っていき、アクセルの操作に機敏に反応するようになった事が関係していると気が付きました。
以前まではecoランプが点くようにギリギリの回転数で加速させるとブルブルいってたし
ええい!とランプを気にせずアクセルを踏むとガクッとラグがあってから加速してたにも関わらず
今はecoランプを点灯させたまま加速していくことはもちろん、ちょっと踏むとすぐランプが消えてラグなく加速していきます。
これはきっと音量にも現れているのでは!?
そう思った私は駐車場に帰着後、もう一度音量を測定してみることにしました。
ボンネットを開け、エンジンルームを覗き込み、うんうん、音量小さくなってる気がするぞ!期待!
さぁ測定開始!
その結果がこちら
大差ねぇ!
嘘でしょって思ったことは間違いないです😂
言ってもあくまでもアイドリングですからね、そら大差無いんでしょう😂
でもよく見ると最小音量が添加直後の60dBから56dBに下がってますね。
タペットの音は変わらないけど、それ以外の動作音が小さくなったという事なんでしょう。
走行中の音は車内から測定できますが、エンジン機関他の音以外の音もバンバン拾いますからね、こればっかりは素人レベルでは厳密な測定が難しいです。
しかし、あれ?そんな頑張ってたの?って位には今までより”静かになってる気”が凄くします。
まとめ
というわけで結論をもう一度
10万km超え、一度買ってみてもいいレベル
と感じました。
過走行車は軽自動車でもベルハンマーセブンが良いみたい。
あと初回購入がちょっと安かったです。
低走行な軽自動車用はこちら。
フィーリングが違うらしいです。
バイクでもなんでもそうですけど、この手の商品は低走行車だと体感するのは難しいでしょうね。
低走行時の性能に近づけるのがこの手の製品の特性であって、新車時の性能を超えるのは難しい、っていうのは当たり前っちゃ当たり前ですからね〜
あと、もう一度念を押しますが、スクーターを除く二輪を始めとした湿式クラッチ車には絶対に使用してはいけません。
自分のバイク(MT車、DCT車)が湿式クラッチ車がわからない!って方はほぼ間違いなく湿式クラッチ車です笑
(乾式クラッチ車なんて”拘りの妖精さん”位しか乗ってませんので笑)
というわけでベルハンマーのエンジン添加剤を使ってみた、という記事でした。
最後までありがとうございました!
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