梅雨ですねぇ・・・
この時期は休みだからって洗車したところで
翌日雨
なんて全然珍しくないシーズンですね。
今日はそんな梅雨時に気をつけていただきたい
スマホの防水について
お話をしたいと思います。
ちなみに私バイク屋のあとスマホ修理屋やってましたから、結構な故障パターン見てます。
メーカーの発言と食い違うこともあり得ますが、現実として取り扱った修理が沢山ありますため、嘘をつくな!と言ったご意見には耳が傾きませんことをご了承くださいませ笑
防水の規格
防水の規格は機器の種類に問わず、IPX1〜8で表されます。
ここで言うXとは防塵のことなので、今回はスルーしますね!
で、IPX7が定められた最高レベルであると言うことなんですが
XPERIAや Galaxyなんかは、独自にIPX7よりも厳しい試験を行いクリアしました!
と言う形で、IPX8という表記があったりします。
当然IPX7よりも厳しい条件をクリアしたことは間違いがないということになります。
気になるスマホの防水規格
iPhoneは一応IPX7をクリアしていますが、防水とは謳っていません。
これはおそらくですが、防水にはレベルがあるという認識を持っていない方が
防水と書いてあるのに浸水して壊れた!訴訟!
というのを避けるためと思われます。
先述の通り、Androidスマホ上位機種は概ねIPX8を取得していますが
キャリアを通ると以下のような文言に変わります。
IPX8を取得していますが、完全防水を保証するものではありません。
そう、恐らく当分の間はスマートフォンにおける完全防水は無いと言って良いでしょう。
なぜなら、スマートフォンはポケットやバッグの中で少なからず変形し、隙間が生まれてしまう事が、多々あるからです。
浸漬試験と流水試験
そもそもIPX7とは“最高やんけ!“
に見えますが、そんなこともありません。
同じ防水の試験にも
- 浸漬に耐える試験
- 流水に耐える試験
という2種類が存在します。
IPX7とは浸漬試験、つまり、水の中に漬け込んで時間経過も水の侵入が見られなかった、という試験です。
さてバイクナビとしての使用は勿論、外を歩いていて突然雨が降ってきた
という状況は、これに当たるでしょうか?
否! 雨は流水!
そうなんです。流水耐性試験はIPX5なんです。
だからiPhoneの様なIP67(防塵6、防水7)では、流水の試験通って(通して)ないやで!
ということになるので
バイクナビで使ってて雨が降ってきたら、基本的に晒してはイケナイのです。
ちなみにXPERIA始めGalaxyといったハイエンドスマホはIPX5,8と両方取得していて、併記しています。
とはいえ変形したスマホにまで保証されるものではありませんが。
林檎が持つ魔法
まるでマジック
なぜかiPhoneが大好きな皆様は、この規格というものを信仰心が上回ってしまう方が多く、水没故障して直してくれ!という方の中にも高確率で
防水機種なんだから水没故障ではないはず。直してくれ。
なんて話の進まない方がいらっしゃいます。
ですが、ちょっとよく考えてください。
流石に無理があると。
iPhoneだからだめということでもなく
こないだは大丈夫だったし今回も大丈夫
なのではなく、前回はたまたま助かっただけ
とご認識ください。
嘘だ?いいえ、例え雨やトイレで皆様のスマホが壊れようが壊れなかろうが私には関係ありませんし、スマホの販売台数がそれでのびようが縮もうが影響0です笑
嘘ついても1ミリも良く無いし悪くも無い、何も無いのですw
雨対策は必須
箱から開けて一度もポケットやバッグに入れたこともない状態なら、まぁ一回位は耐えられるかもしれませんね。知らんけど。
でもやっぱり壊れてからは直せないことが多いんですよ。
水没故障の修理復旧率は3割程度です。
電源が入る程度の水没故障で無いと結構厳しいんですよ。
かと言って電源入れるの超ーーー危ないですけど。
そんなナイーブな修理に掛けるか、壊れないよう最新の注意を払うのかはあなた次第です笑
100円ローソンで強めのスマホ用防水袋(ジ○プロックみたいな口の)が売ってます。ちゃんとタッチもききますので、大変便利です。
税込み110円と、ガソリン1リットルより安いので、この際、シート下にでも忍ばせておくのも良いんで無いでしょうか?
まとめ
スマホの防水昨日は
おまじない
異論は認めない。
一日5台とか水没故障を見てきた私ですが
やはりそう思います。
ぜひ皆さんも雨対策はしっかりとやってあげてくださいね!
私は言いましたからね!笑
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